当院は横浜市子宮頸がん予防の協力登録機関となっております。
新規に導入となった子宮頸がん検診「HPV単独検診」および子宮頸がん予防ワクチン「通称:HPVワクチン」について、それぞれ最近の動向と注意点、問い合わせの多い内容についてまとめました。ぜひご一読の上ご相談ください。
2025年1月より、横浜市子宮頸がん検診の制度が変更となりました。
世代別に、これまでの「細胞診」と「HPV単独検診」の2種類となります。
導入移行期の注意点は以下の通りです。
*「HPV単独検診」は横浜市から郵送される受診券(バーコード)が必須となります。
*受診券があっても一部対象外となる規定があります。以下をご一読の上ご相談ください。
対象年齢 | 検診方法 |
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20~29歳 および 61歳以上 | 「2年毎の細胞診」 |
30~60歳 | 「5年毎のHPV単独検診」(*) |
*HPV検査で陽性の場合には自動的に細胞診が追加となります。
*細胞診は同一検体を用いるので追加の内診は不要です。
対象年齢 | 必要書類 |
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20~29歳 および 61歳以上 | なし(院内にある予診票に記載いただきます) |
30~60歳 | 横浜市から郵送の受診券(バーコード)が必須 |
受診券(バーコード)は対象者に対し横浜市から順次郵送されます。
手元に届いていない場合、令和6年度(令和7年3月まで)の間は、既存の細胞診を選択することが可能です。
一部対象外の方にも、横浜市から受診券は郵送されるようです。
(つまり、バーコードが手元にあっても受診できない状況がありえます)
以下の方は検診対象外となります。
詳細については以下のリンクをご参照ください。
横浜市HP「HPV単独検診について」
当院では安全安心な接種のため完全予約制となっております。
以下をご一読の上、ご希望の方は事前にお電話でご連絡ください。
接種日時点で横浜市に住民登録があり以下の年代の女性
*本来の定期接種世代とは別に、一時的に積極的勧奨を控えていた世代の方への救済措置としてキャッチアップ世代が対象となっております。
ワクチンの種類によって多少の差がありますが、現在主流となっている9価ワクチン(シルガード9)の場合、初回接種時の年齢によって推奨の投与回数が異なります。
標準的な間隔で接種する場合、接種開始から接種完了まで約6か月かかります。これまでキャッチアップ対象世代への公費救済機関は令和7(2025)年3月31日までとされてきました。そのため、一時、約4ヶ月で接種完了とする短期スケジュールもアナウンスされておりましたが、この度、ワクチン希望者の大幅な増加と限定出荷に伴う流通不足を受け、接種可能期間が延長となりました。
経過救済措置対象は以下の通りです。
以上の対象の方が期間終了後も公費で3回の接種を完了できるよう、
1年間の猶予期間(令和8(2026)年3月31日まで)が設けられました。
当院としましては、HPVワクチンが依然として限定出荷であることもふまえ
ことをお薦めいたします。
*ご予約の方のワクチン確保に努めてまいりますが、引き続きワクチンの限定出荷と流通不足が懸念されます。状況次第でご予約通り、スケジュール通りに投与が難しい可能性があることをご了承ください。
電話でご予約いただきましたら、受診当日は以下の持ち物をご用意ください。
① 保険証(またはマイナンバー保険証)(およびお持ちの方は小児医療証)
② 母子健康手帳(または予防接種の履歴が分かるもの)
③(横浜市から郵送の)ワクチン予診票
*未成年の方は、受診時に必ず保護者の方の同伴をお願いいたします。
*接種の予約当日でも体調不良の方は無理せず延期をご相談ください。
*発熱(37.5℃以上)の方、明らかな体調不良の方は接種の延期をお願いしております。
*接種後30分ほど副反応チェックのため院内で観察させていただきます。
*接種後帰宅後もなにか副反応と思われることがございましたら気軽にご連絡ください。
*接種当日は激しい運動をお控えください。
*接種当日の入浴は可能です。接種部位を強くもんだりこすったりすることはお控えください。
*詳しくは横浜市HP「子宮頸がん予防ワクチン」のサイトをご参照ください
横浜市HP「子宮頸がん予防ワクチン」のサイトはこちら
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | ● | ● | ● | / | ● | ● |
午後 | ● | / | ● | / | ● | ● |
受付時間
午前 9:20-12:00 まで
(初診は11:30まで)
午後 14:20-17:30まで
(初診は17:00まで)
土曜午後は16:30まで
(初診は16:00まで)
休診日:
火午後・木・日・祝日